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射出成形用ウッドプラスチックの試作が完成しました。

素材開発事業部では、新たに射出成形用の広葉樹とプラスチックを組み合わせたウッドプラスチックの開発を開始しました。

 

射出成形は材料を溶かして金型に流し込み、冷やし固めて造形を行います。材料を高温で溶かすため、木材が黒く焦げてしまったりとウッドプラスチックは課題が多く射出成形には向かないと思われていました。しかし、株式会社井上企画では広葉樹の本来の特性を生かした射出成形できるウッドプラスチックの開発を進めています。

 

開発途中ですが、今回は射出成形でホワイトオーク、チェリー、ウォールナットの3つの広葉樹のウッドプラスチックでコップを試作しました。

 

 

■ホワイトオーク

 

 

■チェリー

 

 

■ウォールナット

 

 

それぞれの広葉樹の色合いがしっかりと出ていて、近くで見ると木粉が混ざっていることが分かるため一見するとざらざらしているようにみえますが、表面はつるつるしていて、光が当たると艶が出ておりプラスチックのコップと比べると、より高級感が出ています。

 

他にも、3Dプリンターのペレットを開発しております。

素材開発事業部についてご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。