広葉樹木粉について
木粉について
家具の広葉樹端材を有効利用するために、端材を粉砕し、木粉にしています。
木粉にすることによって、様々なものと混ぜて使用できるため、木材の可能性を広げることができます。
弊社の木粉は、自社や協力会社から出る端材を利用しているため、木材の樹種ごとの分別が可能です。
一般的には、木材といっても杉やヒノキという日本で認知されている木材を思い浮かべられますが、
大きな分類として、針葉樹と広葉樹があり、その中でも多くの種類の木材が存在します。
木材を種類ごとに分別することに手間はかかりますが、木材の種類によって、比重や色、匂いなどの特徴がすべて異なってくるため、
良い製品を安定的に作るには、木材の種類ごとの生産が必要だと考えています。
※画像は、ウォールナット・チェリー・ホワイトオークの板の色の違いです。
粉砕は、小さめの丸太のような大きさ(人が持てるサイズ)から投入でき、その後粉砕機を通って、2種類の大きさに分別されます。
スクリーンを通り抜けた細かい粒子をPASS品、粗い粒子をON品と定義しています。
・PASS品は、109μm以下
・ON品は、109μm~350μm以下
のサイズとなっています。
また、当社で使用している端材は、家具に使用されている乾燥された材料のため、木材を一度しっかり乾燥しているものになります。
そのため、間伐材や製材乾燥していない材料に比べると水分が少なく、扱いやすい材料となっています。
樹種について
常時取り扱っている樹種としては、
・ホワイトオーク
・ウォールナット
・チェリー
となっています。
木粉の販売も行っておりますので、購入をご検討されたい方は、お問い合わせください。
サンプルのご相談もお受けしております。
木材の材料販売なども行っているため、様々な木材(国産材、針葉樹、その他広葉樹)を取り扱っておりますが、加工の時期などによって取り扱いができる樹種やできない樹種など
ございますので、特定の樹種をご希望の場合は、お問い合わせよりご連絡・ご相談ください。